リスニングテストの学習の仕方

リスニングテストの学習の仕方

 

2006年度からセンター試験でもリスニングテストの導入が始まり、昨今早慶上智GMARCHを含め多くの大学の入学試験でリスニングテストが行われています。入学試験以外でも、リスニングテストが含まれる英検やGTEC、TOEIC®などの英語検定を受験する機会も増えてきており、今後益々リスニングテストに触れる機会は高まってくると予想されます。とはいえ、リーディングなどと同様、リスニングは試験直前に学習するだけでは、なかなか点数が伸びるものではありません。そこで、今日は“普段からリスニングに触れる方法とその意義”についてお伝えしたいと思います。

 

☆普段からリスニングに触れる方法☆

①素材選び

まずはリスニングへの興味を高めることが大切なので、自分の好みに応じて、例えば、娯楽関連だと“洋楽、映画の1シーン、外国のドラマ”、時事関連だと“BBC、CNN、大統領などの有名なスピーチ”、娯楽と時事両方を兼ね備えたものとして“TED Talks”などから最大でも5分程度で聞ける好きな素材を選んで、通学時間や隙間時間を活用して聞いてみましょう。以下にオススメ素材のリンクを紹介します。

洋楽:Beauty and the Beast

https://www.youtube.com/watch?v=skUD_eWldZY

洋楽の歌詞:Beauty and the Beast歌詞

http://www.kget.jp/lyric/145881/Beauty+and+the+Beast+%2F+%E7%BE%8E%E5%A5%B3%E3%81%A8%E9%87%8E%E7%8D%A3_Angela+Lansbury

洋画:star warsの1場面

https://www.youtube.com/watch?v=jWV6RERns4k

BBC:ビデオニュース

http://www.bbc.com/news/video_and_audio/headlines/39706331

TED Talks:ビルゲイツのtalk

https://www.ted.com/talks/bill_gates_unplugged?language=ja

 

②リスニングの進め方

素材が選べたら、実際に聞くという活動を始めます。ここで大切なことは、”同じ素材を完全に理解できるまで何度も何度も聞く“という反復練習と、”毎日少しでもいいからリスニングに触れる“という継続学習です。DVDなどでは、英語字幕を表示することも可能ですし、洋楽ならweb上に歌詞は出ていますし、有名な洋画などは、セリフが1冊の本になった書籍なども出版されているので、それらを活用しながら、”何を言っているのか“ということを確認しながら進めてください。日ごろより、リスニングへの興味を高めたうえで、目的に応じて市販されている各種検定の過去問予想問題集、各大学の入試の過去問などに挑戦していきましょう(^▽^)/まずはリスニングを身近なものにしてから、更に目的を絞り込んで学習するというステップアップが効果的です。

 

☆リスニング学習の意義☆

①whole passageを聞く耐性(patience)を養うことの意義

普段馴染みのない洋楽や洋画の口語表現、またアメリカ英語、イギリス英語などの異なる発音、速い速度で話されるニュースなど多種多様な英語を聞くと”自分のリスニング力に対する自信”が揺らぐかもしれません。でもリスニング力を鍛える上で大切なことは、”自分にとってハードルの高い、意味がとらえにくい”そんな英文を一定時間とにかく耐えて聞くことです。聞いている中でわからない単語が出てきても気にせず、めげず最後まで聞き続けること、耐えて聞く練習を積むことも大切です。そしてその中で、自分聞き取れた単語を並べて、全体の意味を想像するという練習も効果的です。実際の試験では、単語が聞き取れない、スピードが速い、トピックに馴染みがないなど、自分にとってハードルの高い問題が出ることは必須ですから、意味がとらえにくいwhole passageを聞くことに耐える訓練を積んでおく必要があります。

 

②速い速度になれる重要性

もう1つ、リスニングにおいて速い速度に慣れることはとても大切です。英語のリスニング力を鍛えるトレーニングの中では、2倍速、3倍速にして英文を繰り返し聞くことで、脳を早い速度に慣れさえる訓練も有効です。2倍速、3倍速の速さに慣れると、不思議と1倍速(ノーマルスピード)が遅く、聞き取りやすく感じます。

 

③普段馴染みのないトピックに触れる重要性

CNNやBBCなどのニュースにチャレンジすると、皆さんの馴染みのないテーマが多いかもしれません。しかし、実際の入試では難解な英語を含む時事問題が多数出題されています。その対策としては、英語力を上げることに加え、”教養の底上げ”がとても重要です。”あ、このテーマ知ってる、聞いたことがある”というテーマをできるだけ増やせるよう、受験勉強と並行して”今話題になっているテーマ”などに関心を持つようにしましょう!TEDTalksは、今話題の人物や旬の話題を取り上げていることが多いので、検定試験対策や入試問題対策などオールマイティに活用できます。自分が聞いたニュースやトークをきっかけに、トピックについて知識や理解を深め自分はどのように感じるのかという意見なども持てるようになるとさらに有効です(^▽^)/

 

 

 

④長文読解学習との連動

授業の長文で取り上げる長文を活かしたリスニング学習方法をご紹介します。授業で取り上げたもので音声配信されているリスニングの音源を活かして以下のステップですすめてみましょう!ダウンロード先は以下

http://fsemi.co.jp/zaijukusei/

 

STEP1

1パラグラフ(段落)だけを聞いて、シャドーイングにチャレンジ。シャドーイングとは、聞こえた音声を即座にそのまま復唱・発話する練習です。はじめは、授業で使った英文の紙に書かれた英語を見ながら、読むような形でチャレンジしてみましょう!慣れてきたら紙を見ずに、聞こえた音声を即座に復唱・発話できるようになるまで練習する効果的です。

STEP2

今度はSTEP1と同じパラグラフでディクテーション(書き取り)に挑戦してみましょう!まずは、ディクテーションにチャレンジする1-2文を選びます。選ぶのは重要構文などが含まれ英文が良いでしょう。その文を聞き、聞こえてきた英文をそのまま書いてみましょう。大体3-5回聞いて書きとれることを目指しましょう。

STEP3

慣れてきたら、1パラグラフ~文章全体についてSTEP1とSTEP2をすすめてみましょう!

時間のない時は、STEP1とSTEP2だけをパラグラフを変えて継続的にすすめることも有効です。

 

上記STEPは高校2年生を想定していますので、受験生は文章全体のシャドーイングに毎日チャレンジする位の高い目標設定で取り組んでみてください。普段の復習の中に、このシャドーイングを取り入れることで、リスニング力もUPするので、リーディング力とリスニング力を同時に鍛えることができるオススメの学習法です!!!

 

リスニングは大学入学後必須授業に含まれていますし、就職活動の一環として受けるTOEIC®試験でも出題されるので、受験勉強の間に慣れてしまうとその後も自立して学習を続けることができて一石二鳥なので、是非楽しみながら日常生活の一部として楽しく取り入れながらリスニング学習に取り組んでくださいね!!!

著者プロフィール

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永戸 紀行
永戸紀行
藤井セミナー
自由が丘教室教室長
世界史責任者
関西学院大学法学部政治学科出身
オール偏差値40以下からの大学受験に挑戦し、徹底した戦略分析と効率主義で世界史偏差値78と英語70国語68まで伸ばす。
受験生へのアドバイス
最後まで諦めずに自分の弱点を分析し、志望校への最短ルートを把握して効率よく頑張れば逆転合格への道は開けます。

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