GMARCHの特長と一般入試の受かり方

GMARCHの特長と一般入試の受かり方

 

1.はじめに

2. G 学習院大学

3. M 明治大学

4. A 青山学院大学

5. R 立教大学

6. C 中央大学

7. H 法政大学

8. まとめ

 

1.はじめに

ここ数年のGMARCHの特長と一般入試の受かり方。10年前と少し変わってきているので、最新の情報と塾で合格していく特長をまとめました。まずは、各大学で特徴が異なるが共通事項は英語の長文と社会が出来ないと受かりません。自分はどこが合っているのか早めに決められれば、合格率が高くなるので、GMARCHならどこを受けるのか一つに絞りましょう。迷ったらいつでも相談に来るように。もちろん今からなら本気でやれば早慶上智も間に合うので、目指そうと思うなら早慶上智を目指してください。

 

2.学習院

 体育会(運動部)の推薦がなく大学でも運動部に入れるのが魅力です。体育会は就職に強いのです。運動が苦手でも射撃部や自動車部などもあるので大学で体育会に所属し何か本気で取り組み、つながりの深い仲間を作りたい人で、その上で就活を有利に進めたい野心がある人にはかなりお勧めの大学です。キャンパスが1つだけなので学部ごとの交流も多く大学がコンパクトで盛り上がりあるのもメリットです。学生は皇族が通う印象もあるが、普通の真面目そうな硬派な学生が実は多いのです。目白という一等地にあり、駅からとても近いのも魅力の1つです。入試の特徴としては、一般入試は他のMARCHに比べて倍率が低く、英語の問題はどの学部でも全て同じ形式で対策がしやすくなっています。英語に関してはちゃんとコツコツと勉強したらしっかりと点数が取れるような設定になっています。英語の問題の中身は、長文で100点、文法15点、熟語構文で25点、会話分で15点という内訳です。現役生は10月までに単語2000個、熟語1500個からアトランダムに100問テストされれば、70%以上の暗記と、社会(世界史 or 日本史)の全範囲を3周はやることが合格への近道です。努力が一番形になり易い大学でしょう。各科目の配点は、英語150点、社会100点、国語100点で、英語を7割、社会を8割以上取れたら、社会の得点調整で有利になりやすいので英語と社会を重点的にやれば合格する可能性が、かなり高まります。

 

3. 明治

 学生数が多く学生の活動が活発的です。学部が多くキャンパスが分かれているのでどの学部がどこのキャンパスかを調べて、一度見に行ってください。就職活動はGMARCHの中でも上位にきます。入試の特徴は学部ごとに少し問題の量が異なります。例えば商学部なら英語は超長文2題しかなく難しいので、多くの一般の現役生は苦労すると思います。ただし、藤井セミナーは長文中心で受験勉強を進めているので、不器用な生徒でも「長文だけは極めましたと」という生徒になればかなり有利。実は、今までの吉祥寺教室や立川教室の生徒で一番受かっているのがこの商学部と情報コミュニケーション学部なのですが、この二つの学部とも問題自体はかなり難易度が高いのです。結果的に2月にGMARCHに合格する浪人生でも、夏ぐらいに過去問を解いても5割前後しか取れないケースが多いのが現実です。ただし合格点も6割前後で他のGMARCHより低い傾向なので、問題が難しいからといって諦めないことが大事。逆に言うと問題が難しいからこそ、英単語の暗記と英語長文速読練習と、社会の暗記を頑張れば受かり易いとも言えます。社会も結構難易度は高い問題が出ます。受かっていく生徒の特徴は英語の単熟語をかなりしっかり暗記をした生徒で社会が出来る生徒で、いわゆる根性タイプの生徒が多いのが特徴です。現役生は10月までに単語2000個、熟語1500個からアトランダムに100問テストされれば、80%以上の暗記ができていることが理想です。「今まで勉強はやったこと無いけど、根性だけはあるので、暗記は頑張ってやる!」と思うならお勧めの大学です。国語が全く苦手で勉強もしないで受かる受験生もいますが、それは明治大学の社会が難しい中で9割取れるからなのです。逆に言うと、国語が出来なくても社会を頑張れば受かるという事です。英語6割、国語4割、社会8割でボーダーラインぐらいに到達できます。

 

4.青山学院 

 文系は渋谷という好立地なために近年人気がかなり高いものがあります。地方からの人気がさらに上がっているので倍率はもの凄く高くなっています。渋谷という場所柄もあり、みんな根は真面目なのですが、入学するとびっくりするくらいお洒落になります。

入試では、かなりの高得点を取らないと合格できない大学です。「現役受験の時には3教科とも7割ぐらいとれたのに落ちた」といって浪人から藤井セミナーに入塾する生徒が毎年何人かいます。今までの藤井セミナーから青山学院に受かる生徒の特徴は、言われたことはきちんと全部やっていくタイプです。まず英語は長文が結構難しく和訳の配分が大きい傾向があります。毎週の復習テストや毎回の授業後の添削できっちり和訳の練習をする必要があります。感覚で英語を解いていると全く読めないのが青学の英語です。文の構造(主語とか動詞)や品詞(副詞・形容詞・名詞など)を瞬時でさっと取れる力が必要です。7月を過ぎてもthatの識別や「名詞と名詞」などでもたつくと合格は厳しくなります。社会は明治に比べてやや簡単な傾向ではありますが、大問数と問題数がそもそも少ないので得点調整の面からみても、1問でもケアレスミスをする毎に大ダメージになる可能性があります。英語150社会100国語100でオール7割だと上で述べたように不合格のケースが多いと思います。得点調整のためにも英語は7割、社会は9割が必須です。

 

5.立教

 女の子に圧倒的に人気なのが立教大学。キャンパスは池袋と新座(埼玉)にあります。国語の配点が大きいのが特徴です。今まで藤井セミナーで立教大学に受かった生徒達は、国語が元々出来ている前提で、きっちりと設問を解けてケアレスミスをしない努力型の生徒だというのが特徴です。国語の配点が大きいので、国語の対策が必要となりますが、1年で爆発的に国語が上がるには問題数をこなすしかありません。ただし、英語の暗記部門(単熟語と構文)には時間がかかるので、早い段階(夏前後)で英語の暗記部門を終わらせたいものです。立教合格のためには英単語、英熟語の暗記は、まっさきに取り組む必要があります。受験勉強の初期の頃では、英語の勉強時間の大部分は暗記に追われるので、この英語の勉強時間が減っていくタイミングで毎日のように現代文(暗記が無い)を解く事と、社会の暗記(暗記度100%)に力を注ぐ事が非常に大事になってきます。なので、他大学の対策をしている時間が全く無くなる可能性があります。社会は題問数が少ない上に問題がかなり簡単なので差が出ません。合格点に関しては一切公開していないので分からないのですが、今までの傾向からはGMARCHでは一番高いオール8割前後の可能性もあります。早稲田に受かって立教に落ちる事もあるので、ある種一番難しい大学かもしれません。英語は8割で、国語は8割、社会は9割が絶対条件だと思って頑張ってください。英語と国語の両方得意な女子が受けるので、長文(評論)のテーマによって苦手なテーマがある受験生はギャンブル受験になりかねないので、まずは色々なテーマに強くなっておく必要があります。社会は簡単と言いましたが、英語と国語が好きで社会が嫌いな受験生が多いので、藤井セミナーの生徒なら逆に社会で9割取って得点調整で有利に働くようにして、立教に合格することが可能となります。

6.中央大学

 公務員向けの講座が充実しています。GMARCHの中では青学に比べると派手な子は少ない印象です。渋谷ではなく八王子キャンパスだからなのかもしれませんが…。入試では、学部毎に難易度が異なります。法学部は10年前に比べればかなり入り易くはなっているものの、それでも難易度は高いものがあります。GMARCHの名前がなんとしても欲しい現役生と、もう後がない浪人生の滑り止めにお勧めの学部が商学部と経営学部。今まで藤井セミナーでは特に立川教室(中央大が近い)で、毎年滑り込みで受かっていく生徒が多くいます。部活を夏までやっていて勉強が遅れた生徒や、夏まで勉強のモチベーションが上がらなかった生徒でも、心を入れ替えて8月くらいから奮起しても間に合わせる事は可能な大学です。英語の問題のポイントは、構文・熟語の把握力と和訳なので、塾の復習をしっかりと8割キープして頑張り続けることが大事です。9月を過ぎてもthatの識別や「名詞と名詞」などでもたつくと厳しくなります。社会も記述式がメインなので、しっかりと覚えきる事です。社会に関しては、青学や立教よりは難易度は高いので、逆に社会で高得点を取れればかなり有利になります。英語7割、社会8割で、国語が5割くらいとれれば合格する可能性がかなり高くなります。

 

7.法政大学

 市ヶ谷と多摩で学部が別れます。体育会はおもに多摩で活動をしています。なので、多摩キャンパスは活発的。ただし、勉強的には市ヶ谷キャンパスの方がレベルが高くて、一般入試では入りづらいものがあります。一方、多摩キャンパスの経済学部は入りやすいのですが、近年において、スポーツ健康学部は人気上昇中です。ここは凄い倍率で偏差値以上に入りづらい学部です。浪人生の滑り止めで多摩キャンパスの学部を受ける生徒が多いようです。英語7割で国語6割、社会8割あれば合格の可能性が大きくなります。ただし、他のGMARCHの長文よりも暗記要素が強いので、現役生は単語2000個、熟語1500個からアトランダムに100問テストされれば、70%~80%の得点率を超えないと厳しいものがあります。社会は中央大学と同レベルで、侮れないので要注意。ただし、長年見てきた中でも一番サプライズ(良い意味で)で合格が起こりえる大学ではあります。英語6割、社会8割で、国語が50%くらいでも合格の可能性は出てきます。

 

8. GMARCHの問題傾向

英語 

難易度 高・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・低

       明治>青学≧立教>学習院≧法政≧中央

社会

難易度 高・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・低

       明治>学習院≧法政≧中央>青学≧立教

 

早慶の併願先として、場所や希望よりも問題傾向から受験勉強を選ぶことも必要。

早稲田をメインに考えている生徒は、余裕があれば明治、余裕がなければ学習院か中央を受ける生徒が多い。
慶応をメインに受ける子は青学や学習院がほとんどでそれ以下はあまり受けない。

ただ、各大学の入試の特徴を考えてみると、早稲田がメインでも、慶応がメインでも、学習院を滑り止めで受けることを進めます。理由は、就職に強い、倍率が比較的低い、英語の設問の傾向が学部間を超えて同じ、ワンキャンパスという意味で活気がある、目白駅からすぐ近く、GMARCHでは唯一スポーツ推薦がなく体育会に入りやすい…など、おすすめポイントがたくさんあるからです。

 

ちなみに、成成明学獨國武。 成城、成蹊、明治学院、獨協、国学院、武蔵は、関東での知名度と偏差値だけで見ると日大よりやや上か同じくらいですが、就職活動の観点からみるとかなりイマイチです。就職活動はOB訪問が鍵となるために、OB人数がかなりの重要なポイントなります。また、就職活動は関西ブロックと関東ブロックで分けて行われるのが普通なのですが、関東ブロックではライバルが上に多すぎる上に、関西に本社を置く企業は成成明学獨國武の各大学の名前すら知ってもらえていないので、それも厳しい要因となっています。

 

つまり、やっぱり目指すなら、GMARCH以上です!

 

9.まとめ

大企業への就職率(%)だけでみると

1位:学習院 2位:明治 3位:立教 4位:青学 5位:中央 6位:法政となります。これは過去五年間の週刊アエラや東洋経済やプレジデントに掲載されていた順位を平均しています。また、この中で体育会のスポーツ推薦が無いのは学習院だけ。体育会(運動部)は就職では有利な事が多いので、受験勉強で合格し、体育会に入って活動できる学習院大学は、ある意味GMARCHの中で一番おすすめでもあります。

著者プロフィール

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永戸 紀行
永戸紀行
藤井セミナー
自由が丘教室教室長
世界史責任者
関西学院大学法学部政治学科出身
オール偏差値40以下からの大学受験に挑戦し、徹底した戦略分析と効率主義で世界史偏差値78と英語70国語68まで伸ばす。
受験生へのアドバイス
最後まで諦めずに自分の弱点を分析し、志望校への最短ルートを把握して効率よく頑張れば逆転合格への道は開けます。

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