大学受験では必須!英語は速読しよう!

大学受験では必須!英語は速読しよう!

大学受験の英語は、難関大学になればなるほど、長文問題が多くなる傾向があります。なかには1000語を超える長文を出題する大学もありますので、問題を解くためには速読が必須です。問題を解く際に、何度も本文を読み直していると時間がかかるため、見直しが十分に行えません。

今回は、速読を身につける方法を紹介します。速読するために必要な知識やスキルを習得して、長文問題に挑戦してみましょう。

速読の訓練はどのようにして行うのか

速読といっても、本文を最初から最後までとても早いスピードで読んでいるわけではありません。速読とは、要点をかいつまんで読解することでもあります。速く正確に読むことが目的ですので、ただ漠然と速いスピードで読んでいても、理解したことにはなりません。日本人の大半は1分間に100語を読むことは不可能だといわれています。1分間に100語の壁があるということは、つまり大学入試において、どんなに長い長文問題が出ても、そこまでのスピードは要求されていないということです。

速読ができるようになるためには、まず英語を英語のまま理解できるようにならなければなりません。最初の訓練として、読みなれた英文を用意します。学校で使用している教科書などでもよいでしょう。そして片手にペンを持ち、5〜10秒で1文を読めるようにします。時間を計っておくと、自分がいまどのくらいの速度で読めているのかがわかるので、タイマーやスマートフォンのストップウォッチ機能を使うとよいです。

脳内で日本語に訳したりしていると英語から日本語への変換で時間がかかりますので、英語のまま理解できるようにSVOC(主語、述語動詞、目的語、補語)に注意しながら読んでいきましょう。長文問題を解く場合は、わからないところを飛ばして、設問に関係する前後の文だけを読めるようになればよいのです。

英文の構造を知らなければ速読の意味はない

先にも述べましたが、ただ漠然と英文を目で追ったり、脳内で音読したりしていても意味はありません。そもそも日本語と英語は全く文法の異なる言語ですから、日本語に訳そうとすると、目的語を把握してから述語につなげなければならないのです。英語の基本的な構造であるSVOCを把握していれば、どれが目的語であるかはすぐにわかるでしょう。たいてい設問で聞かれるのは「述語」か「目的語」に関することです。「だれが何をしたのか」を基本的に理解できれば、付随して「いつ、どのように、どうして」という点もわかってきます。

ですので、長文読解の前に文法の知識を徹底的に頭に入れておくことが必要です。もし文法が得意でないのなら、速読の訓練の前にひととおりの文法知識の基礎固めをしておきましょう。そうすることで、目的語がどれかを把握することも簡単になります。高校3年間で習う文法ができていれば、どんな難関大学の長文問題であっても点数を取るべきところで正解できるはずです。

上記でも繰り返し述べましたが、目的語はトピックの中心でもありますので、必ず読み飛ばすことがないようにしましょう。英文の構造にはさまざまなものがありますが、「It for to構文」などはto不定詞に注意して読むことが一番大切です。トピック=目的語ということを意識して読めば、必要なところだけを読むことに慣れてきます。

読解するためには速読で本文を1回だけ読むのが鉄則である

難関大学になればなるほど、長文問題は長くなりますが、その分内容も難しくなってきます。1文がとても長く、パラグラフがとても多いものも少なくありません。ですので、難関大学の長文問題を解くためには「適度に立ち止まる」ということもとても重要です。まず、設問に目を通して、どんなことがこの本文に書かれているのかを推測します。設問を読むだけでも、何が話題に上がっているのかを把握できるでしょう。そのトピックに対して内容一致問題などが出ますので、「テーマは何か」を把握することを第一の目標としましょう。

また、「何度も繰り返し日本語に訳して考える」ということをやってはいけません。英語から日本語、日本語から英語のプロセスを繰り返すだけでも、脳内で力を浪費してしまいますし、混乱の元になります。よく英語学習に必要なものとして「英語脳」といわれますが、英語を英語のまま考えることができれば、そういったタイムロスはなくなるでしょう。

大部分は速読して目的語をメインに読解し、わからない点は精読する訓練をしましょう。そうすれば1回だけ長文を読むことで全ての設問に答えられますし、十分見直しの時間も確保できます。

 

参考

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