「○○大卒」は就活に有利!滑り止めの併願校は第一志望校とセットで検討しよう!

「○○大卒」は就活に有利!滑り止めの併願校は第一志望校とセットで検討しよう!

ある経済誌が大手上場企業に勤める採用担当者にインタビューしたところ「東は法政大学、西は関西大学が採用のギリギリの許容ライン」との声を聞いたそうです。そう、大学新卒の就職活動には「学歴フィルター」という用語があります。これは、大量応募のある人気企業が効率的な採用を行うため、一定レベル以上の大学に在籍する学生のみを説明会や採用面接に参加させるというもの。現在の就職活動は、卒業見込みの大学のレベルによって結果が大きく左右されるのが現状だといわれています。

大学名を選ばなければ、いまやだれもが大学生になれる大学全入時代。ただ大学生になれればよいというわけでは決してありません。先の就職活動を見据えた大学受験プランを立てなければ、人物評価される前に大学名で選考外にされて悔しい思いをする可能性があります。

採用担当者の声にあるように、滑り止めの併願校を含め、まずはGMARCH・関関同立以上の大学を狙いましょう。本記事では、第一志望校のランクによって「上位レベル(偏差値70超)」「中上位レベル(偏差値65程度)」「有名企業に就職可能レベル(GMARCH・関関同立)」と大きく3分類し、各レベルに応じた最適な併願校を検討していきます。

「上位レベル(偏差値70超)」― 併願校は迷わず早慶

上位レベル(偏差値70超)の第一志望校は、国公立であれば東大・京大・一橋大・東工大、私立であれば早慶上位学部(早大政経や慶大経済など)を想定しています。このレベルの第一志望校に合格すれば、就職活動で学歴フィルターに引っかかることはおそらくないでしょう。

東大・京大・一橋大・東工大を目指す場合、試験問題の難易度もさることながら、受験科目数の負担もかなり重いため、滑り止めの併願校を一切受験しない専願組が相当数います。浪人の選択肢がある受験生はよいですが、そうでない場合は滑り止めを確保すべきでしょう。滑り止めには、私立最難関の早慶を選ぶことをおすすめします。学力に自信のある受験生は好みの学部を選べばよいですが、学部にこだわりがなければ中位学部(早大商や慶大文など)を狙うとよいでしょう。上位学部は出題傾向が特殊で対策に労を要しますが、中位学部は比較的素直な問題が多くて対策がしやすい傾向にあります。また、例えば文系であれば主な受験科目は英語・国語・数学・地歴のいずれかであり、第一志望校の受験科目と被るため、併願の負担も重くありません。

このレベルの受験生は、第一志望校の受験に差し障らないよう万全を期して受験プランを組みましょう。

「中上位レベル(偏差値65程度)」― 浪人覚悟で早慶、中期日程も視野に

中上位レベル(偏差値65程度)の第一志望校は、国公立であれば旧帝大(東大・京大除く)、私立であれば上智・中央法を想定しています。学歴フィルターに引っかかる可能性はほぼありませんが、地方の旧帝大(北海道大学や九州大学など)は就職活動のために上京する手間が考えられますので、将来どこで働きたいかをある程度決めておいたほうがよいかもしれません。

第一志望校が私立の上智・中央法の場合、私立受験に特化して最初から受験科目を絞っている都合上、併願校も必然的に私立になることが想定できます。一段階レベルを下げたGMARCH・関関同立が無難ですが、各大学・学部の試験問題を分析し、第一志望校の出題傾向と比較的似通ったところを受験することで負担を軽減しましょう。

第一志望校が旧帝大(東大・京大除く)の場合は、浪人覚悟で早慶を併願する選択肢があります。北海道や九州などの地方で働く意思が固い受験生は第一志望校専願にこだわってもよいでしょうが、就職活動のメインはやはり有名企業の大多数が本社を置いている東京都です。在京かつネームバリューの高い早慶は外せません。

しかし、早慶でも下位学部(早大文化構想や慶大SFCなど)の就職実績はやはり上中位学部に比して見劣りするため、このレベルの受験生で早慶を受験する際は思い切って中位学部狙いが吉。滑り止め確保という意味での安心感はないかもしれませんが、旧帝大ブランドと秤にかける対象としては不足ないでしょう。

また、中期日程の公立大学を受験する選択肢もあります。関東圏の高崎経済大学(群馬県)や都留文科大学(山梨県)などは就職実績も良好です。知名度はそこまで高くない印象ですが、公立のため私立に比べて学費が安いというメリットがありますし、首都圏へのアクセスも悪くありません。

「有名企業に就職可能レベル(GMARCH・関関同立)」― 第一志望校の対策に専念

第一志望校がGMARCH・関関同立の受験生は、併願校の受験を考えず、第一志望校の対策に専念すべきです。GMARCH・関関同立が、有名企業が門戸を開いてくれる最低ラインの大学群だとすれば、第一志望校未満のレベルの大学を滑り止めに確保したとしても入学はおすすめできません。併願校を受験するにも時間と体力を要しますので、第一志望校を一点突破する学力を身につけることに専念しましょう。

すべての大学生にいえることですが、特にGMARCH・関関同立レベルの大学生は、有名企業に就職するために入学後の努力も惜しんではなりません。有名企業への就職は、出身校のネームバリューはもちろん、学生時代の活動内容もおおいに重視されます。学業面ではゼミナールでの活躍ぶりや卒業論文の内容、課外活動面ではサークル活動(できれば体育会運動部)や芸術分野での表彰などは、採用面接時に話題になりやすいもの。学歴フィルターをクリアして面接まで駒を進められれば、あとは人物評価なのです。


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