偏差値40台から有名大学に現役合格するための塾選びとは

偏差値40台から有名大学に現役合格するための塾選びとは

全国模試で偏差値40台の受験生が、関関同立やGMARCHといった有名大学に現役合格する可能性は限りなく低いと思われていることでしょう。受験勉強の遅れを取り戻すべく、焦って塾に駆け込む受験生も多いかもしれません。

しかし、入塾先を間違えると取り返しのつかないことになることも。偏差値40台の、受験勉強をいちから始めるレベルの受験生を有名大学に現役合格させる塾には、実は、大切にしている3つの原則があるといいます。それらの原則を押さえた塾選びこそ、現役合格のパスポートなのです。

本番の問題は予習できない!復習こそ本番に強くなる特効薬

第一の原則は「復習の徹底」です。多くの塾では授業の前に予習が課され、予習を前提に授業を進めていきます。ここで多くの受験生がつまずくのです。

部活動や学校行事に多忙で、現状の偏差値が低い受験生は普段からの学習習慣が身についておらず、授業前の予習は心理的に大きな障壁となりがちです。授業の予習に挫折し、塾に行かなくなるケースもあるのだとか。予習の必要はなく、その日の授業で得た知識を復習して身につけようという方針を採る塾を探しましょう。

また、復習の方法にもポイントがあります。受験勉強の最終目標は、本番の試験会場で志望校の試験問題を解けるようになること。常に本番を想定した勉強をする必要があります。実際の試験問題を繰り返し解きながら授業で得た知識を覚え、教科・分野によっては(例えば英語の文法問題など)、問題を解くための前提知識すらも演習問題のなかで身につけるという勉強法がおすすめです。市販の参考書にありがちな「前提知識の解説→練習問題」を悠長に行っていては、とても試験本番には間に合いません。「問題演習で復習する」は理にかなった勉強方法といえます。

難関私大(有名私大)の受験の柱は英語長文!、そして次に社会!(得点調整を甘く見るな!得点が30点下がることも)

第二の原則は「英語長文を重視」です。英語長文は入試科目の王様といえるでしょう。大手予備校が有名大として名前を挙げている42校のすべてで、英語の長文はかなり長くて難解です。いくらネクステやスクランブルをやっても、ここに時間を使い過ぎたら、英語長文の練習ができず、結局は関関同立やGMARCHの下の大学にしかいけないのです。従って、英語長文ができるかどうかで、英語の成績が大きく飛躍するかどうかが決まります。

英語長文の読解能力は大学受験後も必要になるため、将来を見据えて実践的なカリキュラムを組んでいる塾を選びましょう。具体的には、英語については音読復習の明確なノウハウや、ヒアリング、単熟語や文法の暗記方法を具体的に指示してくれる塾が該当します。

そして、社会(世界史 or 日本史)は、絶対に誰でもできる科目です。センスはゼロでできます。これを得意にしない手はありません。さらに、社会は科目間の有利不利を失くすために得点調整が行われます。この時、平均点と自分の点数次第では、20点や30点、得点調整後には点数が下がることがあるのです。ただ、満点の場合は点数は下がりません。また、90%以上を得点しておけば下がり幅は5点ぐらいですみます。

 

だから、私学文系の難関大学に合格したければ、1に英語長文、2に社会なのです。私学文系の英国社の中で、一番配点が高いゾーンが英語長文です。その次に配点が高いのが社会であることが多いのです(国語は、現代文と古典に分かれるので)。しかも、その社会を得意にしておけばな、社会は好不調の波はなく、いつでも高得点を獲得できる科目だと覚えておきましょう。

過去問は宝の山!出題傾向・高配点問題を狙った演習を

第三の原則は「過去問の蓄積・分析」です。

演習問題には志望校の過去問がベストです。つまり、受けない大学の問題がいくらできても、行きたい大学には受からないのでス。大学別の過去問集(通称『赤本(教学社)』)に収録されているのは多くても過去5年分ほどですが、どの大学にも学部がいくつかあります。例えば、経済、商、法、文、社会、総合政策、国際、など学部が7学部ある場合は、5年分×7学部分で、のべ35回分の過去問演習ができます。さらに、塾や予備校によったら、もっと前の過去問をストックしている場合もあります。このぐらいの問題をやれば、十分な問題演習と言えます。文法問題だけとっても、現代文の問題だけとっても、2~3冊分ぐらいの分量になります。

大学側としては、受験生を多く集めたいので、学部間での傾向を失くして、大学としての傾向を出している大学もあります。また、問題を制作するスタッフも、それほど大勢いるわけではないので、同じような問題が出ることがしばしばあるのです。なので、過去問演習は絶対に必要です。過去問演習を徹底的にするには、ある程度は大学を絞り込んで行かなければなりません。

この時期は、高3の夏以降になると思います。

ただし、過去問にトライした最初の頃は、たとえ模試の判定がよくても、難関大学の過去問はなかなかできないものです。その時に、個々の生徒の弱点や、過去問に取り組むやり方を把握して、その結果から、有効なアドバイスを個別で考えてくれる塾が望ましいです。苦手対応力を備えた塾で、過去問の利用の仕方を、その都度アドバイスしてくれる塾が望ましいと思われます。塾にもさまざまな特徴がありますので、入塾前に自分が塾に求める力は何かを自問しましょう。

現状の偏差値は低くても「復習の徹底」「英語長文を重視」「過去問の蓄積・分析」がしっかりとした塾に入塾すれば、効率的に受験勉強を進められ、伸びしろのある偏差値はグングン伸びていくでしょう。偏差値40台から有名大に現役合格することは、決して夢物語ではないのです。

 

参考:

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