坪田塾だけじゃない!神戸にもあったビリギャルの話④~偏差値48の神戸高塚高校から一般入試で関西学院大学に現役合格したYさん~

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記事紹介

ビリギャルと言えば名古屋の坪田塾から慶応に合格したさやかちゃんが有名ですが、実は藤井セミナーでも毎年ビリギャルたちの逆転劇がおこっています。今回はその中でも一番の逆転劇を起こした、ある高校生のお話をしたいと思います。

 

目次

1:神戸高塚高校ってどんな高校?

2:高2までのYさん

3:Yさんが藤井セミナーに入塾したきっかけ

4:「受験勉強」を知った最初の衝撃

5:本気で向き合った受験勉強

6:自分が変われば周りも変わる

7:心が折れたYさん

8:いよいよ入試本番

9:Yさんが思う藤井セミナーの強み

10:今、偏差値50以下の高校生にYさんからメッセージ

 

第1章から読みたい人は↓をクリック!

坪田塾だけじゃない!神戸にもあったビリギャルの話~偏差値48の神戸高塚高校から一般入試で関西学院大学に現役合格したYさん~①

坪田塾だけじゃない!神戸にもあったビリギャルの話~偏差値48の神戸高塚高校から一般入試で関西学院大学に現役合格したYさん~②

坪田塾だけじゃない!神戸にもあったビリギャルの話~偏差値48の神戸高塚高校から一般入試で関西学院大学に現役合格したYさん~③

 

 

7:心が折れたYさん

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前の章までで説明した通りYさんは本気で勉強をしだした訳ですが、12月に本当の試練がやってきます。12月といえば、受験勉強の中でも終盤戦になってきているので、周りにもちらほらと過去問で合格点を出すような生徒が出てきます。ですが、この時のYさんは合格点までまだ50点以上足りていない状態でした。今まで急激に伸びていた成績も、あまり上がらず、少し停滞もしていました。私たちの目から見れば、それは当然のことです。成績はガンガン右肩上がりで上がっていくのではなく、停滞期が必ず訪れます。特に英語では暗記だけではどうにもならない、読解力が求められる時期が来るわけです。Yさんも12月には暗記の部分はほぼ完成していました。しかし、ここからもう一歩、自分が暗記したものを使いこなすトレーニングが必要となるわけです。そのトレーニングの期間が12月に来ていたのですが、受験生からすると、残り2か月で成績が停滞すると、とても不安になるわけです。この時最悪なのが、不安になるあまり、勉強に集中できなくなるという負のスパイラルです。Yさんもこのスパイラルにはまってしまい、なかなか集中できない時期が続きました。そして、Yさんにトドメを指す出来事が起こります。11月に受けた模試の結果が、関関同立すべてE判定だったのです。これにはさすがのYさんも、心が折れてしまいました。12月のある日、とうとう号泣しながら私のところにやってきます。「先生、もう諦める。こんな成績じゃ受かるわけないし、近大とかならもう合格できそうやし、そっちにする。去年の私から考えたら近大でもよく頑張ったほうやし、もういい。もう嫌になった。」と言っていたのを今でもよく覚えています。

 

それでも、私は実のところ、Yさんは関学の入試でも、かなりいい勝負ができると思っていました。

理由①模試の判定はほぼあてにならない

これはよく言われていることですが、模試の結果は合否の参考にはほぼなりません。なぜかというと、そもそも問題が違うからです。マーク模試でも、記述模試でも、関関同立模試でさえ、関学の本番の入試とは、問題数も違うし、難易度も違うし、出題形式も全然違うのです。ピアノを弾ける人が、ギターもドラムもできるわけではないのと一緒です。楽器と言う点では同じですが、ピアノならピアノの、ギターならギターの、ドラムならドラムの練習をしなければ、演奏はできません。入試の英語にも同じことが言えます。東大なら東大の、早稲田なら早稲田の、同志社なら同志社の、関学なら関学の対策をしてこそ、点数につながるのです。だから、模試でいい結果を残したいなら、模試の対策をしなければなりません。問題が違えば、成績も大きく変わるのは当たり前です。言われたら分かることなのですが、受験生はみんな模試の結果で自分の志望校を決めてしまいます。これは本当に良くないことです。実際、藤井セミナーから同志社や関学に合格してくる生徒の70%以上が12月に返ってくる模試の結果で、D判定かE判定なのです。逆に、過去にはA判定でも、入試の対策が甘くて、落ちてしまった生徒もいます。模試は判定や偏差値を見るために受けるのではなく、慣れていない環境で、知らない人に囲まれながら問題を解くという環境に慣れることと、自分が苦手な範囲を洗い出すために受けるものだと思ってください。模試にそれ以上の価値はありません。だからこそ、自分の実力を試すことが出来るのは、志望校の過去問しかないのです。

 

理由②武器になる科目ができていた

Yさんは、模試の判定こそE判定だったものの、武器となる科目はしっかりとつくることができていました。Yさんの場合、武器は世界史でした。12月の時点で、関学の過去問も8割いくかいかないかぐらいまでは伸びていました。藤井セミナーでは、文系の生徒で、勉強が苦手なのであれば、社会を武器にすることをおススメしています。なぜなら、社会だけはこれまで勉強してきたとか、読解力があるとか一切関係ないからです。100%暗記勝負です。しかも一部の歴史マニアを除けば、社会の勉強を本格的に始めるのは3年生になってからです。それまでは、せいぜい定期テストの時に勉強するぐらいで、社会の勉強を高校1年生2年生の頃から、毎日めちゃくちゃがんばっている生徒はほぼいません。それで考えれば、スタートラインは皆同じで、暗記だけでなんとかなるなら、根性だして、本気でやれば誰でも成績は伸びます。Yさんも世界史だけはしっかりと武器にできていたので、関学の入試で考えれば、勝負ができるところまでは来ていたのです。

 

理由③現役生は入試本番中でさえ、成績は伸び続ける

これは毎年実感しています。誰にでもスランプはきますが、スランプを抜けた後の成績の伸びはすさまじいものがあります。特に現役生が「英語の実力が付いた!」と実感できるのは、本気で勉強をしだしてから、半年以上かかります夏前に本気になった生徒であれば、成績の伸びを実感できるのは1月になってからという生徒が大半なのです。Yさんが本気で勉強をしだしたのも、6月ぐらいだったので、12月はまだ成績の伸びが数字に出てくる時期ではなかったのです。また、入試本番では何日も連続で志望校を受けることが多いので、嫌でも問題慣れをしてきます。受験初日の英語の点数と5日目の英語の点数が全く違う生徒も珍しくありません。これは後の章でも詳しくお話します。

 

これらのことから、私はYさんは模試の結果よりも、実際は成績が伸びていると思っていました。もちろん、Yさんにもこのことを伝えましたが、一度折れた心はそんなに簡単には立ち直れません。こういう時に一番の励みになるのは、学校の先生や塾の講師よりも、やはり一緒に戦ってきた仲間の存在です。藤井セミナーは個別授業ではなく、集団授業で、みんなが同じ授業を受けて、ランキングなども出しているので、学校外の仲間が出来ます。Yさんも高塚高校以外の、須磨東高校や伊川谷北高校や星陵高校の生徒たちと仲良くなって、みんなで勉強していました。「みんなでがんばっていこう!」という雰囲気が藤井セミナーにはあるのです。Yさんは藤井セミナーの友だちに「もう無理。関学の受験辞める」とLINEをしたそうです。その時に「周りのみんなもお前のことすげえって言ってるし、藤井の先生たちもみんなお前のこと認めてんのに、なんでやねん。なんでお前だけが諦めようとしてんねん。一緒に関学受かろ!!」という返信がすぐ来たそうです。このLINEや、仲間からの励ましで、Yさんはもう一度立ち上がります。こういう時、やっぱり力になるのは、大人の100の理屈よりも、友だちの一言だなぁと痛感します。受験ではもちろん自分の覚悟も大事ですが、まわりの友だちの存在も大きな力になると思います。

12月中旬から、今までの分を取り返すように、Yさんの猛烈な追い上げが始まります。過去問を解く度に傷つきながらも、これ以降Yさんの心が折れることはありませんでした。

そして、2月。いよいよ受験本番を迎えます。

 

8:いよいよ受験本番

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Yさんの受験校は関学一本に絞ることになりました。本当に行きたい大学があるなら、受験校は一本に絞るべきです。模試のところでもお話したように、点数をとるためには、大学によって出題される問題が全く違うので、その大学の対策をいかにできるかにかかっているからです。ということは、受験校が増えれば増えるほど、志望校に対する対策の時間はどんどん減ってしまいます。さらに、関西の大学を受ける場合、私立大学の受験日程はかぶってしまっていることが多いです。志望校以外の滑り止めの大学を受ける場合、当然、志望校の全日程は受けることが出来ず、チャンスはその分だけ減っていきます。志望校以外の大学を受験することは、自ら志望校の合格率を下げているのと同義なのです。

もちろん、この決断にはリスクも伴います。結果が駄目だった場合には浪人することが確定してしまうのです。ですが、私たちは浪人してでも同志社関学以上の大学を目指すことには価値があると考えています。就職一つとってもそうですが、自分が将来持てる選択肢の数が全然違うのです。このあたりの話は藤井セミナーの説明会に参加してもらえれば、よくわかってもらえると思います。

Yさんも関学一本に絞った結果、計5日間の受験となりました。学部も私と相談をしながら決め、勝率が高い学部を選んでの受験でした。(学部によって合格率も変わってくるため、藤井セミナーでは受験日程の組み方も、生徒の希望を聞きながら講師と一緒に相談をして決めていきます。最後まで生徒任せにはしません)受験2日前にチャレンジした過去問では、合格点まであと24点足りていなかったそうですが、不思議と不安にはならず、「ここまでがんばったんだから悔いはない」と思えたそうです。

そして、いよいよ受験初日を迎えるわけですが、なんと初日はここ2か月での最低点を記録してしまいます。さすがにショックを受けますが、受験では切り替えが大事だという話を授業の中で何度もしていたので、その話を思い出してくれたそうです。2日目は藤井セミナーの先生や友達からもらったお守りをかき集め、受験前に藤井セミナーの先生たちからもらった手紙を全部読み直して、なんとかモチベーションを保ったそうです。2日目からは少し冷静になり、全日程を無事に乗り切りました。Yさんの予想では、一番手ごたえがあったのが4日目の総合政策学部で、1日目の経済学部と5日目の法学部のテストは絶対受かってないと言っていました。

そして、とうとう合格発表。初日の経済学部はやはりだめでした。Yさんの中では総合政策学部の試験が一番手ごたえがあったので、そこにかけていました。そして、4日目の総合政策学部の合格発表日、なんと補欠合格…。一番手ごたえがあったテストで補欠。なんとも言えない結果でしたが、お父さんから「補欠合格するぐらいの実力はついたんなら、浪人する意味はある。ここから一年再スタートやな。がんばれ!」と言われ、自分の中でも踏ん切りがついたそうです。この時点で私にも連絡をくれました。「明日まだ残ってるけど、絶対無理やから、もう先に報告しとく。3月からはまた頑張って勉強するから、2月は遊ばして!」と言っていたので、「まだ明日が残ってるから分らんやん!まぁ、仮に浪人することになったら、3月の最初に1年の計画を立て直して、今度はもっと上の志望校を目指そう!」と言って、電話を切りました。Yさんの口ぶりからして、明日発表の分は相当自信がないのだろう。Yさんは元気そうやったけど、ショックはもちろん受けてるやろうし、3月になってやっぱり浪人嫌やとか言い出したら、どうやって言ってあげたらいいかな、どういう結果になってもこの一年の頑張りを後悔はしてほしくないな、明日全部の結果が出た時になんて言おう…、私も、早くもそんなことを考え出していました。

そして、一応残っていた5日目法学部の合格発表。「総合政策で補欠なら、法学部は絶対ない」と思ったYさんはその日は朝から友だちと遊びに行ったそうです。発表の時間になっても、合格発表を見ることはありませんでした。発表から2時間ほど経過した時、Yさんは友達とカラオケに行っていたそうです。すると、お父さんから一本の電話が…。「お前受かってるなら連絡しろよ!!絶対無理って言ってたのにすごいやん!!合格おめでとう!!!」Yさんは最初何のことかわからず、「え?なにが??」という反応。「お前もしかして合格発表見てないんか!?関学の法学部!!合格してるぞ!!見てみ!!」と言われ、ようやく合格発表を見ます。そこには、しっかりと「合格」の2文字がありました。そこからはテンションが上がりすぎて、あまり覚えていないらしいです(笑)私たちにもすぐ連絡をくれて「先生!!受かった!!法学部!!無理って思ってたけど、合格してた!!」と、とにかく興奮気味に電話をくれたのを覚えています。合格発表の時間になっても電話がなかったので「やっぱりダメやったか…。」と思っていた私もこれにはびっくり。「なんですぐ連絡くれへんねん!!」と言うと、「私も今見てん!!もう無理やと思ってたから見てなかってんけど、さっきお父さんから連絡来て、見たばっかりやから、私も何が起こってるのかちょっとよく分かってない!これ後で取り消しとかないやんな!?」「ないない!!正真正銘春から関学生や!!おめでとーー!!」こうして、Yさんの受験生活は幕を閉じました。

端から見れば、奇跡とかラッキーだとか思う人もいると思いますが、たとえ奇跡やラッキーでも、それを呼び込んだのは間違いなくYさんです。あの頑張りが無ければ、奇跡すら起こりません。これから受験を迎えるみなさん、ここまで読んでみてどうでしたか?Yさんのように覚悟を決めて勉強できていますか?中途半端な感じになっていませんか?最初から諦めてしまっていませんか?Yさんのように覚悟を決めて、周りと競い合っていけば、きっとみなさんにもいい結果が出ると思います。この話を「ふーん、すごいなぁ。」と、他人事で終わらせるのではなく、自分に当てはめて考えてみてくださいね。本家のビリギャルのさやかちゃんとYさんに共通しているのは、「覚悟を決めて、中途半端な勉強はしない。やる時は周りが驚くぐらい、時には、周りが引いちゃうぐらい、徹底的に勉強する」ということです。あなたが本気になれば、周りの環境もどんどん変えることが出来ます。自分の環境を変えられるのは自分しかいないのです。もし、今の環境や自分自身に満足できていないのであれば、ぜひ藤井セミナーの門を叩いてみてくださいね。藤井セミナーでは、そういう「今の自分を変えたい!自分の実力以上の大学に行きたい!」と思っている生徒ほど、どんどん成績を伸ばすことが出来る用意をしています。

 

Yさんに合格後、改めてインタビューをしてみました。最後までぜひ読んでみてください。

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9:Yさんが思う藤井セミナーの強み

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