入試で非エリートが結果を出すために、大阪桐蔭がなぜ毎年結果を出しているのかを分析してみました

入試で非エリートが結果を出すために、大阪桐蔭がなぜ毎年結果を出しているのかを分析してみました


大阪桐蔭がなぜ春夏連覇甲子園連覇など輝かしい成功をおさめているのか。2000年以降甲子園の連覇を達成したのは沖縄の興南高校と大阪桐蔭高校の2校だけですが、大阪桐蔭はそのうち2度達成しているのです。2年生エースでよほど凄い投手がいない限り、甲子園の夏に出場した高校は秋の新チームの出遅れ秋大会でつまずく傾向が強く、2018年の夏に準優勝した金足農業は秋の秋田大会ですぐに負けました。
金足農業は地方大会と甲子園を全試合3年生のレギュラー9人で戦いました。その後、8月終わりになってようやく新チームとしてスタートしてすぐに秋季大会で負けました。つまり、新チームのメンバーのほとんどが実践不足だったのです。
一方大阪桐蔭は1・2年からレギュラーに入れるAチームに入れる人の方が少なく、ほとんどがBチームに属するそうですが、練習試合の数はこのBチームの方が多いそうです。そのため、3年生中心のAチームが引退したのち、新チームとなってもすぐに結果を残せている。という事なのです。
大阪桐蔭ではスカウトの時にも1年間で数十試合保証を行っているようで、それを理由に安心して桐蔭に息子を送り込む親御さんもおおいようです。

また、プロ野球でここ10年で最も成功したといえる北海道日本ハムファイターズ、通称日ハムの話をしましょう。日ハムは1軍の本拠地を北海道に置いています。しかし、日ハムの2軍の本拠地は千葉県の鎌ヶ谷です。宮城の仙台に本拠地を置く楽天イーグルスは1軍も2軍も宮城です。

なぜ、北海道に1軍と2軍を一緒にしなかったのかは、理由は経費の問題や遠征代ももちろんあるとは思いますが、2018年の10月のドラフトで日本ハムが初めて育成選手を指名しました。これまでは、「試合に出ないとうまくならない」という方針から、必要以上に多くの選手を獲得せず、12球団で唯一育成枠を使っていなかったそうです。しかし、日ハムの吉村ゼネラルマネジャーは「以前よりも2軍の試合が増えたのが大きい」と説明して。十分に出場機会を与えられるとの判断で方針転換したそうです。

今まで、野球の話が中心でしたが、ここからお話したいのは、受験の話にシフトしていきましょう。
みなさんが東大に受かるようなエリート、世界史の模試の偏差値が70以上をずっと取っているような人なら、何をやっても大丈夫です。実際に今までも英語の偏差値が70を超えた人や世界史の偏差値が75以上の状態は過去問なんてもう解かないでも、問題も載っていない英字新聞一つや用語集一つで入試対策をやれてしまいます。

ここで思い出したのが、最近まで中日ドラゴンズの監督だった落合さんが選手だった時の話。プロ野球で3冠王に3度なったのは王さんや長嶋さんでもなく落合さんで凄い選手でした。その落合さんの3冠王を取った数年後のオープン戦(練習試合)のエピソードで1試合全打席バッターボックスに立っても一度もバットを振ることなく全打席見逃し三振で戻ってきたそうです。その日のインタビューでは「今日の練習は球筋を見る事」と言ったそうです。
もし、それを若手の選手がしたら二度と使ってもらえないだろうし、高校野球なら即レギュラー剥奪ものでしょう。しかし、3冠王3度という結果を残した落合選手ならばこそ許され、それですら本当に落合選手にとっては練習になるという事です。

では、勉強の話に戻してみましょう。東大に行くような人や偏差値が75を取っているのが野球でいうところの落合選手であり、そういった人達ならばただ英字新聞を読んでいるように見えても、ここは和訳で聞かれそうだ、とか正誤で出そうだとか、そういう事を意識して自分でやれているのですが。

偏差値が40台~50台では成功体験も失敗体験も少ない人が多く、たいていの模試での失敗の要因は複雑な要因がいくつも重なって出来なかったという事が多いです。

例えば、1番の長文に“単語が分からず”に少し時間をかけすぎてしまって、“時間が足りなくて”最後の5番の並び替え問題が1問も解けなかった。とある生徒が言ってきました。
ここで、多くの人が、要因は“単語が分からず”“時間が足りなくて”の2つに限定して、じゃあ、まず単語をやらないといけない。となって単語ばかりやってしまいます。

もちろん単熟語は大事です。しかし、では、この生徒は単語を覚えれば模試でできるようになるのでしょうか?
私の経験からするとほぼ答えは「No」です。毎年の様子から単語が読めるようになって“長文が読めた”ように感じてじっくり長文を読んでしまい、今度はそのせいでまた、“時間が足りなくて”最後の5番が…という結果になる人が多いのです。
では、どうすればいいのかですが、要因は“単語が分からず”“時間が足りなくて”の2つに限定するのではなく、もし1番に時間をかけすぎてしまった場合2番以降でどう修正するのか?または、次回の模試では1番は15分以上かけないで15分が経ったら後2問残っていても切る。など、その場その場で起こる現場処理が必要になります。

つまり、実践力です。普段の単熟語の練習や音読復習とは違う緊張感や臨場感、そして想定とは違う状況が起こった時にどうする?というような事は実践で補って考えていくしか無いのです。

今となっては、昔、野球をしていた頃を思い出しても監督が見ていない時の素振りと監督が見ていると時の素振りでは、全然質が違うものだったと思います。実際に監督が見ていないと200回素振りをしてもあまり疲れませんが、監督が見ていると一回毎に「ストレート低め」とかを意識して振るので50回振るとへとへとになっていました。まあ、当時は監督が見ているから疲れるから嫌だな~くらいに思っていましたが…

実際に、勉強も時間だけが経つようにダラダラしながら単熟語や音読をしているとそんなに疲れないし時間だけは過ぎてくれますが、何十回やっても、音読復習も時間を意識して、そしてその長文を先生のコピーをする意識でやっている人の1回には勝てないのです。

普段の練習から意識をする事と、赤本を赤本大会のようにとにかく時間を計ってだれか人と一緒に解くようにしましょう!
社会の赤本なら全然一人でやっても大丈夫だと思いますが、英語や現代文は自分で一人でやっても無意味とは言いませんが、効果はかなり薄いというのが、これまでの経験から言えることです。

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著者プロフィール

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永戸 紀行
永戸紀行
藤井セミナー
自由が丘教室教室長
世界史責任者
関西学院大学法学部政治学科出身
オール偏差値40以下からの大学受験に挑戦し、徹底した戦略分析と効率主義で世界史偏差値78と英語70国語68まで伸ばす。
受験生へのアドバイス
最後まで諦めずに自分の弱点を分析し、志望校への最短ルートを把握して効率よく頑張れば逆転合格への道は開けます。

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