英作文の勉強の仕方について

藤井セミナー自由が丘教室

英作文の勉強の仕方について

 

1:英作文の学習の必要性

皆さん、「英作文」と聞くと、どのようなイメージを持つでしょう?「難しい」「どこから手を付けていいかわからない」「どのように採点してよいかわからない」などなど、解答の段階、また自分で答え合わせをする段階でも、色々な不安や疑問があるかもしれません。とはいえ、昨今グローバル化が進み、より「実用的な英語力」が求められる中、入試においても、スピーキングやライティングなどのアウトプット型の力を問う問題が年々増えてきます。さらに言うと、昔の入試の英作問題といえば、「もし私が鳥だったら、あなたのところに飛んでいくのに・・・」など、現実の生活で使うかどうかわからないけど、「入試の定番問題」というのがありましたが、今は英作自体の内容が「外国の人に日本文化を伝える」または「自分の好きな物や好みを伝える」などより実用的な内容に変わってきています。いずれにせよ、英作文というのは、語彙や文法の知識が十分に備わっていて、音読や読解をしっかりと練習したからといって、いきなり書けるようになるものではありません。ですが、英語と日本語の違いを知り、英作に必要な知識を身につけ、日々ちょっとした瞬間に英語で思考する習慣が身に付けば、確実に書けるようになるので、今できないからと言って何も心配することはありません(^▽^)/そして、英作に対する先入観や苦手意識を持たないことも大切です。ではでは、段階的に英作文の書き方を学んでいきましょう!!

 

2:句・節・単文・複文・重文

さてさて、英作文は1文またはそれ以上の英文を書くので「文についての基礎知識」は必須です。まずは、ここからおさらいしていきましょう。(ピンク構文P14参照)

より小さい単位から記述していきますので、まずはそれぞれの、定義確認しましょう!

句:2つ以上の語がまとまって意味を持ち、1つの品詞として同じ様な働きをするが、主語と動詞の関係は含まない。例)to the station

節:主語と述語動詞を持つ1つの文が、文全体の1部になっていて、他の部分に関係していくもの。例) I go to the station.

 

単文:単文:S + V ~. が1つだけで構成されているもの

重文:S + V ~ 等位接続詞(and,but,or,soなど) S V ….

複文:S + V ~ 従位接続詞 S + V …(名詞節、副詞節、形容詞節など)

 

 

 

3:英作のための英語脳をつくること

では、具体的に次の日本語を英作するには、どう書けばよいか考えてみましょう。

「大雨のために駅にいくことができなかった」

 

さて、どこから英語にしていけばよいでしょうか?

日本文に「は」「が」はあるか??文の切れ目は??動詞は??目的語は??

色々な疑問が出てくると思います。そこで、の考え方のパターンを紹介します。

 

パターン1

①文の切れ目を考え、その中で単熟語などの知識を活用して、訳せそうなところから訳してみる。次に、主語述語など文の要素になる部分を作っていく。

STEP1:大雨のために

「~のために」→「because of~」

「大雨」→「heavy rain」

⇒Because of the heavy rain.(副詞句が完成!!)

 

STEP2:「駅にいくことができなかった」

「誰が」→「書かれていないので主語を補う」→「I」

「行くことができなかった」→「述語」→「can’t go」

「どこへ」→「駅へ」→「to the station」

 

STEP3:STEP1+STP2を組み合わせて英文を完成する

⇒Because of the heavy rain, I can’t to go to the station.

 

パターン2

①日本語を英語に訳せるように、他の表現に言い換えるなど再定義する。

STEP1:再定義

「大雨のために駅に行くことができなかった」

→「大雨が(主語)私を・が(目的語)駅に行くことから妨げた(述語)」

 

STEP2:再定義したものをヒントにどのように訳せるか考えてみる

⇒主語が無生物なので、「無生物主語の構文」が使える!!

⇒「~を妨げる」は「prevent A from B-ing=keep A from B-ing」が使える!

 

STEP3:STEP1+STP2を組み合わせて英文を完成する

Heavy rain prevented(kept) me from going to the station.

4:英作をグラデーションパターンで練習してみよう!

日本文の一部を変えた「グラデーションパターン」で基本の構造は変わらない英文を言い換えてみるのも、英作上達のよい練習になります。

例えば、次の日本語ですが、基本の構造は変わりませんが、微妙な違いをポンポン想像できますか?

今日は自転車で塾に行く」

いつもは自転車で塾に行く」

週末は自転車で塾に行く」

 

STEP1:基本構造を訳す

基本の構造:「自転車で塾に行く」→I go to Fujii Seminar by bicycle.

.

 

STEP2:グラデーション部分を訳す(ここでは語彙力をフルに活用しましょう)

今日は→today

いつもは→usually

週末は→on weekends

 

STEP3:STEP1+STP2を組み合わせて英文を完成する

では3パターン完成させましょう!

I go to Fujii Seminar by bicycle today.

I usually go to Fujii Seminar by bicycle.

I go to Fujii Seminar by bicycle on weekends.

日本語では「今日は」「いつもは」「週末は」と同じ位置に来ているものが、英語にすると当該表現の位置が変わってくることも、知っておきましょう!このような「英語と日本語の語順や構造の違いに気がつくこと」が、このグラデーション部分を訳す練習の大切な意義の1つです。

 

5:まとめ

最後に、上記3・4を実現するのに一番効果的な方法をご紹介します。それは、ずばり、「日頃からふと思ったこと」「目の前で起こっていること」を意識的に、英語で言おう!!!としてみることです。英作などで与えられた日本文を英語にするだけでなく、日頃から,

「お腹すいたな‐」と思ったら、「I’m hungry.」と考えてみる、「電車に乗り過ごした」時は「I miss the train」などなど、普段から「日本語を英語で言う習慣」を身に付けていくことが、英作文上達の鍵となるので、日頃から心がけていきましょう!

次回は、具体的な練習問題をご紹介していきます!!

著者プロフィール

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永戸 紀行
永戸紀行
藤井セミナー
自由が丘教室教室長
世界史責任者
関西学院大学法学部政治学科出身
オール偏差値40以下からの大学受験に挑戦し、徹底した戦略分析と効率主義で世界史偏差値78と英語70国語68まで伸ばす。
受験生へのアドバイス
最後まで諦めずに自分の弱点を分析し、志望校への最短ルートを把握して効率よく頑張れば逆転合格への道は開けます。